SL-C860でようやく Android SDK m5-rc14 が動いた!
配布されているAngstrom console-imageではやはり駄目のようで、カーネルを作り直してandroid用ドライバを組み込んでやる必要があった。
m5-rc14 の公開されているカーネルソースと、すっぴんのKernel 2.6.23との差分をとってパッチを作成。それをAngstrom開発環境のKernel 2.6.23をビルドする環境に適用。さらに、w100のダブルバッファとcorgi_ts.cのパッチを加えて、make linux-rp でzImageをビルド。
このzImageを配布されているconsole-imageのinstall kitに含まれるzImage.binと置き換えて、SL-C860のROMを焼き変えた。
Androidが起動して、タッチパネルも動くので、問題はなさそう。
ただ、電源周りがややおかしいのと、DHCPが正しく動作しなくなった。
電源はサスペンドできない(常時電源オン)というだけなので、実運用にしなければとりあえずは問題なし。
DHCPの方は、/etc/network/interfaces に eth0のIPアドレスを固定にしてしまえば、とりあえず問題はなかった。
Android 1.0はこのカーネルでそのまま行けるかな?
自ビルドカーネル2.6.23でandroid起動
Angstrom環境で自ビルドしたカーネルでは、どうもルートファイルシステムのできが悪い気がする。
そこで、ルートファイルシステムはAngstrom配布ページのものを使って、カーネルだけ、workの下にできたzImageを焼くことにした。
これで焼いてみたところ、uname でカーネル情報を取得すると、ビルド日付が更新されていた。
この状態で、Androidのイメージを起動してみると、ちゃんと起動した。果たして、ダブルバッファのパッチの効果が出ているのかはわからないが。API Demoの中の3D Cubeを試してみたけれど、スムーズに回っているなあ、という印象。オリジナルを忘れたからわからないけど、ダブルバッファになったって描画スピードが速くなるわけではないわね。
さて、次はAndroid 1.0へバイナリの入れ替えをしよう。
Picasa for Mac 3 beta 登場
PicasaのMac版がついに登場!まだベータ版だけど。
http://picasa.google.com/mac/
さっそくインストールしてみた。インターフェイスは英語。
iPhotoのライブラリを参照して、取り込んでくれる。コピーはしていないらしく、編集時にだけコピーするらしい。
iPhotoになくてPicasaにあるもの、それがコラージュ機能だと思う。これで複数の写真を1枚のA4フォトペーパーに印刷して、飾ったりするのが楽しい。これまではいちいちWindows版を使ったり、無理矢理Wineを使ってX11で動かしたりしていたけれど、もはやその必要なし。
確か、Picasa 3のWindows版では、写真に写っている顔でタグを付けるような機能があったと思ったんだけれど、それはあるのかないのか、結局わからなかった。
写真の管理はiPhotoで行って、Picasaで編集&アップロード、という使い方になっていくかと思っている。
openembedded.org に接続できない
Angstromの旧式の開発環境をmonotoneを使って構築しようとしているのだけれど、openembedded.orgに接続できず。昨日はつながったのに、なぜ?
pingやtracerouteでは到達できるのに、80番ポートも開いているようなのに、HTTPリクエストへの応答がない。明日以降、またトライかな。
なお、Internet ArchiveでAngstromのビルドページの過去のページを見てみたら、確かに、monotoneを使うように書いてあった。今のページでは、gitになってるけど。
http://web.archive.org/web/20071230102827/http://www.angstrom-distribution.org/building-angstrom
2007.12-r19では駄目なのか
Angstromの開発環境について、公式ページに書いてあるとおりに構築して、ビルドを行うと、できあがったイメージのバージョンは、2007.12-r19というものになる様子。
ところが、このバージョンは、c7x0向けには公式リリースされていない。2007.12-r13が公式リリースされている最新バージョン。ということで、r19は動くかどうかわからん。
2007.12のディストリビューションを作りたいんだけどなあ。
公式ページに書いてあるのとは違って、OpenZaurusで採用されていた、monotoneを使って管理されている開発環境の方を使うのかな?
Androidが起動しなくなった
Kernel 2.6.23ベースのAngstromにw100のダブルバッファパッチを当ててビルドして、焼けて起動するところまでは確認していたのだが、そこで、Androidを起動しようとしたら、赤玉がずっと動き続けるだけで、起動しなくなった。赤玉の動きがスムーズになっている感じで、ダブルバッファは効いているのかな?と思ったりするけど。
カーネル起動メッセージを見ると、どうも、JFFS2でエラーが出ている様子。イメージに問題があるのか、それとも、pdaXromを一度焼いたのが失敗だったか?
やっとBitbakeでビルド
Androidをザウルスで動かすには、w100のダブルバッファ化という作業があった方がいいらしい。といって、ダブルバッファ化されたドライバが出回っているわけでもなく、ビルド作業から必要な様子。
KernelはAngstromのものを使うと言うことで、bitbake環境を構築してビルドをしてみた。
まずは、書いてあるとおりにbase-imageとconsole-imageを作るところまでやってみた。
Ubuntu 8.04日本語VMwareイメージで作業をしているのだが、ビルドするまでにいろいろとインストールさせられた。とりあえず、エラーとして出てくるものを片っ端にapt-getでインストールした。
そうしたら、どうにかこうにか、Angstrom配布サイトに置かれているようなInstall Kitが作成された。
これをSL-C860に焼いてみたところ、一応、起動する様子。
さて、次に、w100にパッチを当ててリビルドしようとしてみた。
とはいえ、いったいどこにソースコードがあるのやら?findで探してみると、/OE/angstrom-stable/work/c7x0-angstrom-linux-gnueabi/linux-rp-2.6.24-r10/linux-2.6.24/driver/video/w100fb.c にあった。
これを書き換えて、bitbake -c rebuild linux-rp とすると、kernelをビルドしたようなのだが、よく見ると、workの下のw100fb.cが元に戻ってる。
どうも、bitbakeをすると、kernelをtar ballから展開して、パッチを当てているらしい。
ということで、パッチを作成して、それを適用するよう bb ファイルを書き換える必要がある。具体的に書き換えるファイルは、 /OE/org.openembedded.stable/packages/linux/linux-rp_2.6.24.bb で、ここに、w100用のパッチを適用している箇所があるので、その続きに書く。パッチは、他のw100用のパッチと同じく、/OE/downloads に置いた。
これでリビルドすると、パッチが適用されて、カーネルがビルドができたところまでは確認された。
次は、Android用のドライバを作成するためのパッチを適用せねば。
Eee PC 1000H シリーズ用バッテリー
Eee PC 1000Hを購入したその日から、たまたまASUSでキャンペーンを始めていて、抽選でバッテリーがもう一本もらえる、というので応募してみたら、当選した。
http://www.asus-event.com/consumer/2008/12/eee-pc-1000h.html
購入日のエビデンスを送る必要もないから、偽装もし放題じゃなかろうか?とも思うんだけど。
なお、毎週2000名に当たるって言うのだけれど、そもそも毎週2000台も売れてるのかな?ほぼ応募者全員プレゼントみたいな気がする。
ともあれ、当たったバッテリーを見てみると、標準のものと違う。曰く「さらに環境に優しく、寿命が長持ちするよう改良されたものです」とのこと。おお、性能アップしてるんだ〜、と思ったら、容量は減ってた。なんじゃそりゃ?
標準バッテリ: AL23-901 7.3V 6600mAh
新バッテリ: AP22-1000 7.4V 5600mAh
ところで、この型番からすると、標準バッテリはEee PC 901用のものじゃないのかね?で、新バッテリが1000H用なんだろうけど、容量は小さいのに本体サイズは大きくなってる。でっぱりが増えた感じ。円い筒が一つ増えた感じ。バッテリーセルが増えているのかな?
もしかすると、大容量バッテリが企画されていて、中身だけ通常容量なんではなかろうか?と思ったりもする。
少々不格好だが、あまりバッテリー駆動はしないので、新バッテリーの方をメインにしようかと思う。
南都銀行のインターネットバンキングが使えなくなった
奈良にいた時に駐車場の料金を払うために作った南都銀行の口座。千葉に来てからは凍結気味なのだけど、少々、お金が入っている。
たまに、Jデビットの使えるお店で使ったりするのだが、残高がどれだけあるのかも不明。
オンラインバンキングで調べればいいや、と思っていたのだが、いつの間にかシステムが変わっていたらしく、「契約者カード」と呼ばれるものが必要になったらしい。そんなもんあったっけ?
特にお知らせもなかった気がするのだけど、まあ、それだけ使っていなかった、ということなんだが。
かといって、メインバンクでもないので、わざわざまたオンラインバンキングを申し込むのも面倒。
他社ATMで残高照会したら、それだけで手数料がかかるんじゃないか、と思っていたのだが、実際は、残高照会だけなら無料らしいので、今度、調べることにしよう。
引き下ろしの手数料は他社ATMで105円なので、関西圏まで行くよりも、他社ATMで全額おろしてしまった方が結局はいいのかも。
ドメイン失効
そういえば、kozaetsu.comのドメインの有効期限がそろそろじゃなかったっけ?と、レジストラにアクセスしてみたら、失効して乗っ取られていた。あああああ。
どうも、迷惑メールの中に埋もれてしまったらしい。
ファンの皆様には申し訳ない。
ここ数年、全く更新できてなかったし。