やっとBitbakeでビルド

Androidをザウルスで動かすには、w100のダブルバッファ化という作業があった方がいいらしい。といって、ダブルバッファ化されたドライバが出回っているわけでもなく、ビルド作業から必要な様子。
KernelはAngstromのものを使うと言うことで、bitbake環境を構築してビルドをしてみた。
まずは、書いてあるとおりにbase-imageとconsole-imageを作るところまでやってみた。
Ubuntu 8.04日本語VMwareイメージで作業をしているのだが、ビルドするまでにいろいろとインストールさせられた。とりあえず、エラーとして出てくるものを片っ端にapt-getでインストールした。
そうしたら、どうにかこうにか、Angstrom配布サイトに置かれているようなInstall Kitが作成された。
これをSL-C860に焼いてみたところ、一応、起動する様子。
さて、次に、w100にパッチを当ててリビルドしようとしてみた。
とはいえ、いったいどこにソースコードがあるのやら?findで探してみると、/OE/angstrom-stable/work/c7x0-angstrom-linux-gnueabi/linux-rp-2.6.24-r10/linux-2.6.24/driver/video/w100fb.c にあった。
これを書き換えて、bitbake -c rebuild linux-rp とすると、kernelをビルドしたようなのだが、よく見ると、workの下のw100fb.cが元に戻ってる。
どうも、bitbakeをすると、kernelをtar ballから展開して、パッチを当てているらしい。
ということで、パッチを作成して、それを適用するよう bb ファイルを書き換える必要がある。具体的に書き換えるファイルは、 /OE/org.openembedded.stable/packages/linux/linux-rp_2.6.24.bb で、ここに、w100用のパッチを適用している箇所があるので、その続きに書く。パッチは、他のw100用のパッチと同じく、/OE/downloads に置いた。
これでリビルドすると、パッチが適用されて、カーネルがビルドができたところまでは確認された。
次は、Android用のドライバを作成するためのパッチを適用せねば。