DVDコンボドライブを分解したり、調べてみたりした

スリム光学ドライブ用ケースをぱっと買ってしまうのもなんなので、分解してみた。
中身はCypressのCY7C68013(EZ-USB FX2)とゆうUSBコントローラーチップが入っていた。EZ-USBとゆうと、USB−シリアル変換のチップのような気がしたのだけど、このFX2とやらはかなり高性能なチップのようで、いろいろ使えて、ここではUSB-IDEの変換に使っているらしい。
USBの信号線の方は、このチップに行ってるので、まあそんなところでしょう、とゆうところだけど、さて、電源はどうなってるのか?というところがさっぱりわからない。
電源コネクタと思われるところの近くには、大きめのコイルとコンデンサ、ダイオードがあるので、このあたりで整流か電圧変換をしていると思われるのだけれど、そもそも、入力が何ボルトなのかもわかんない。
どうなってるのかと、もう一度コネクタについて調べてみると、DellのサイトにD/Bayの日本語マニュアルを発見。
ここには、コネクタを「パワードUSB」と表現している。なんじゃそりゃ?と調べてみると、PoweredUSBとゆう規格があるそうな。でも、コネクタ形状が微妙に違う。名前が一緒というのは紛らわしいなあ。ちなみに、PowerdUSBはSMBの信号線はない。
再び、EZ-USB2のマニュアルを読むと、I2Cバスがあるなあ。基板を見ると、どうもどこかとつながっている様子。ああこりゃ、本体側とつながっている可能性が高いなあ。とゆうか、つながっていないなら不要だものね、D/Bayとやらとしかつながないのだから。
となると、やっぱり、電源だけ入れてもムリかなあ。うーん。

ジャンクDVDコンボドライブを買ったが、失敗した

フリーマーケットでノートPC用DVDコンボドライブを見つけた。
嫁さんのEeePCにつないであげれば、DVDが見られる(EeePCはWinDVDがインストールされていた。ドライブもないのに、なぜ?)、と思ったので、買ってみた。
しかし、よく見ないで買ったので、あとで気づいた。これ、DELLの専用コネクタモデルだった。しまった!
USB 3.0のコネクタのようにも見える、USBが2段くっついたようなコネクタ。
信号線の情報は見つかった。
http://support.dell.com/support/edocs/systems/latd400/smen/pinouts.htm
これによると、追加になっている信号線はSMBus用の様子。SMBusというのは電源管理情報の受け渡しに使うものらしい。
http://journal.mycom.co.jp/column/sopinion/134/index.html
おおぅ、ということは、電源ラインだけ追加すれば動くだろう、というのは駄目っぽいとゆうことですね。きっと、SMBusで電源情報の受け渡しをしないと、USB-IDE変換基板が動かないと思われる。うーん。
とりあえず、中身を分解したら、ドライブはLGのGCC-4244N。8倍速DVD読み込みと24倍速CD-R書き込み。
http://supportapj.dell.com/support/edocs/storage/P88390/ja/specs.htm
一応、DELL製のファームウェアもあるので、アップデートは可能な様子。
結局、手っ取り早いのは、USB-IDEケースを買ってきて中身だけいれちゃうことでしょうな。
簡単に行けるTWOTOPで売ってるのはユニットコムの1980円ですかぁ。うーん。
ドスパラでノーブランドが1480円。うーん。
やっぱり、一度は分解して、電源だけつないでみるか。