Android SDK m5-rc15もSL-C860で動いた

m5-rc14 に続いて、 m5-rc15も動作を確認。
まあ、カーネルは変わっていないようだから、動いて当たり前なんだろうけど。
Android SDK 1.0はSegmentation Faultが出て動かなかった。
まずは、Kernel 2.6.23のパッチを修正して、m5-rc15が安定してから次に進むことにしよう。

ようやく Angstrom m5-rc14 の起動に成功

SL-C860でようやく Android SDK m5-rc14 が動いた!
配布されているAngstrom console-imageではやはり駄目のようで、カーネルを作り直してandroid用ドライバを組み込んでやる必要があった。
m5-rc14 の公開されているカーネルソースと、すっぴんのKernel 2.6.23との差分をとってパッチを作成。それをAngstrom開発環境のKernel 2.6.23をビルドする環境に適用。さらに、w100のダブルバッファとcorgi_ts.cのパッチを加えて、make linux-rp でzImageをビルド。
このzImageを配布されているconsole-imageのinstall kitに含まれるzImage.binと置き換えて、SL-C860のROMを焼き変えた。
Androidが起動して、タッチパネルも動くので、問題はなさそう。
ただ、電源周りがややおかしいのと、DHCPが正しく動作しなくなった。
電源はサスペンドできない(常時電源オン)というだけなので、実運用にしなければとりあえずは問題なし。
DHCPの方は、/etc/network/interfaces に eth0のIPアドレスを固定にしてしまえば、とりあえず問題はなかった。
Android 1.0はこのカーネルでそのまま行けるかな?

自ビルドカーネル2.6.23でandroid起動

Angstrom環境で自ビルドしたカーネルでは、どうもルートファイルシステムのできが悪い気がする。
そこで、ルートファイルシステムはAngstrom配布ページのものを使って、カーネルだけ、workの下にできたzImageを焼くことにした。
これで焼いてみたところ、uname でカーネル情報を取得すると、ビルド日付が更新されていた。
この状態で、Androidのイメージを起動してみると、ちゃんと起動した。果たして、ダブルバッファのパッチの効果が出ているのかはわからないが。API Demoの中の3D Cubeを試してみたけれど、スムーズに回っているなあ、という印象。オリジナルを忘れたからわからないけど、ダブルバッファになったって描画スピードが速くなるわけではないわね。
さて、次はAndroid 1.0へバイナリの入れ替えをしよう。

Picasa for Mac 3 beta 登場

PicasaのMac版がついに登場!まだベータ版だけど。
http://picasa.google.com/mac/
さっそくインストールしてみた。インターフェイスは英語。
iPhotoのライブラリを参照して、取り込んでくれる。コピーはしていないらしく、編集時にだけコピーするらしい。
iPhotoになくてPicasaにあるもの、それがコラージュ機能だと思う。これで複数の写真を1枚のA4フォトペーパーに印刷して、飾ったりするのが楽しい。これまではいちいちWindows版を使ったり、無理矢理Wineを使ってX11で動かしたりしていたけれど、もはやその必要なし。
確か、Picasa 3のWindows版では、写真に写っている顔でタグを付けるような機能があったと思ったんだけれど、それはあるのかないのか、結局わからなかった。
写真の管理はiPhotoで行って、Picasaで編集&アップロード、という使い方になっていくかと思っている。

openembedded.org に接続できない

Angstromの旧式の開発環境をmonotoneを使って構築しようとしているのだけれど、openembedded.orgに接続できず。昨日はつながったのに、なぜ?
pingやtracerouteでは到達できるのに、80番ポートも開いているようなのに、HTTPリクエストへの応答がない。明日以降、またトライかな。
なお、Internet ArchiveでAngstromのビルドページの過去のページを見てみたら、確かに、monotoneを使うように書いてあった。今のページでは、gitになってるけど。
http://web.archive.org/web/20071230102827/http://www.angstrom-distribution.org/building-angstrom

2007.12-r19では駄目なのか

Angstromの開発環境について、公式ページに書いてあるとおりに構築して、ビルドを行うと、できあがったイメージのバージョンは、2007.12-r19というものになる様子。
ところが、このバージョンは、c7x0向けには公式リリースされていない。2007.12-r13が公式リリースされている最新バージョン。ということで、r19は動くかどうかわからん。
2007.12のディストリビューションを作りたいんだけどなあ。
公式ページに書いてあるのとは違って、OpenZaurusで採用されていた、monotoneを使って管理されている開発環境の方を使うのかな?