Hi-MD WALKMAN MZ-NH3Dが近所のサトー無線の閉店にあわせて、展示品が処分価格になっていたので購入。
WALKMANと名の付くものを購入するのは初めてかもしれない。そりゃそうだ。音楽聴かなかったもん。
iPodももっているのに、いまさらMDかよ?
というのもあるのだが、愛車のカーナビになぜかMDが搭載されているので、これを使ってやりたいな、と思っていたわけだ。車を買って2年になるけど、一度も使ったことがなかった。
CDプレーヤも当然内蔵しているから、CD-R焼けばいいじゃん、という話しもあるんだが、CD-Rは長くても80分しか入らない。MP3対応じゃないからねえ。
もちろん、iPodを接続することも試した。こいつなら、毎日Podcastも入ってくるし。
FMトランスミッタも買ったし、ドックコネクタから接続するオーディオケーブルも買ったし、ビデオも表示できる3端子つきのビデオケーブルだってもってる。でも、どれもいいソリューションではなかった。なにより、接続するの面倒なのよ。
MDなら、MDLPに対応しているので、1枚で最大320分まで行ける。
今回購入したHi-MDプレーヤは、PCと接続することで、CDから取り込んでMDに書き出すことができる。NetMDと同じだけど、これは便利。なにせ、CDプレーヤとMDレコーダを繋いでダビングとか面倒なことをしなくて済む。
CDをSonicStageというソフトで取り込んで、それをUSB接続したMDプレーヤに書き込むだけ。実に簡単。
初期設定のままにしておくと、CDはATRAC3 64kbps、すなわちMDLP LP4相当で取り込みされるので、そのままMDに転送すれば、勝手に収録時間が4倍になる。どうも、LP2やSPとの混在もできそうだが?
さらに、Hi-MDプレーヤは、データストレージ機能ももっている。
マスストレージクラスに対応しているので、繋げばそのままMOみたいな感じで使うことができる。
いままでのMDでも、2倍容量になってくれるので、300MBぐらいのデータストレージになってくれる。
フォーマットさえ済んでいれば、Mac OS Xでも認識してくれるので、これはいいかも。
液晶付きリモコンもついているので、いっそ、iPodから乗り換えてもいいかも、とちょっと思わせる。
とゆっても、実際はPodcastを取り込むのも面倒だから、乗り換えることはないだろう。
基本的に、カーオーディオ用音楽作成デバイス、という位置づけ。
MDLP LP4の音質は、相当ひどいものなんじゃないかと危惧していたけれど、全く問題にならなかった。
むしろ、iPodをケーブルで接続して、VCR入力から出力した方が汚いぐらい。
これなら十分にカーオーディオとして使えそうだ、という印象を持った。
ただ、このプレーヤ、難点もある。
クレードルはオシャレなデザインなのだが、充電しかできない。あくまで、「充電スタンド」。
最初は本体のどこにACアダプタのコネクタがあるのか探してしまった。
実は、充電スタンドがないと充電できないのだ。18時間程度しか再生時間がないのに、
ちょっとした旅行には充電スタンドも持っていかないとならなさそう。
それは、iPodでも同じ問題があるけど、iPodはUSBやFirewireからの充電もできるからなあ。
また、PC接続と充電を同時にできない。同じコネクタを使っているから。
そのため、充電スタンドから取り出して、ケーブルをさしなおさないといけない。
これは面倒だ。
普段はUSBに繋いだままにしたいんだけどな。