Android 1.5 on SL-C860 起動できた!

ようやく、SL-C860でオープンソース版Android 1.5が動きましたとさ。
これもひとえに先人の方々が有用な情報を提供してくださっていたからです。ありがとうございます。まとめ直してから、参考にした方々のリンクとかトラックバックとかさせていただきましょう。
Android860
状況としては、以下のような感じ。


  • KernelはAngstrom stableブランチ 2.6.24 2007.12-r19相当
  • Kernelパッチは、Android SDK 1.0-r1から作成。androidドライバ、ashmemドライバとか必要そうなものだけ抽出。
  • w100fb.cのダブルバッファパッチは適用済み。
  • corgi_ts.cへのパッチも適用済み、のはずなのだけれど、タッチスクリーンは動かず。画面にさわるとフォーカスがどっかに行ってしまうので、入力だけはしている気がするけれど?
  • オープンソース版Androidはmasterブランチ(本線)。タグは意識していないけど、1.5になっている模様。
  • ランドスケープ固定パッチ適用済み。Global Timeのフレームレートは5.5fpsぐらい。
  • 一部のキーが認識しない。具体的には、カーソルキーと中央のCancel。Keycode Checkerを入れてもキーがあがってきていない。とりあえず、動作確認のため、HJKLにvi風カーソルを割り当ててみた。
  • ユーザーランドは、128MBのext2ファイルシステムのイメージを作って、それをループバックでマウント。中身は、エミュレータから/data と /system をとってきたもの。
  • chrootしたためか、Read-Onlyになってしまう。そのため、ブラウザが起動できない。コンソールからmount -o remount,rw rootfs / とすると、ブラウザが起動できる。

タッチスクリーンが正しく動作しないので、今のところはあまり関係ないけれど、ソフトキーボードがエラーを起こしまくります。
Keyboarderror
これはエミュレーターでもよく起こるので、実機の問題というわけでもないのかな?

「Android 1.5 on SL-C860 起動できた!」への5件のフィードバック

  1. おー。すごーい。

    ソフトキーボードは、画面の横サイズが大きすぎるとダメみたい。C3000でも、ポートレートなら大丈夫だけど、ランドスケープだと例外吐きまくる。VMWareやUMPCでも、横が長いのでソフトキーボード起動できず。

    Settings – Text & LocaleにソフトキーボードをON/OFFする設定があるので、それで殺せます。

    タッチスクリーンはAPI Demosにあるタッチペイントみたいなので、タッチと表示位置のズレをみてみるといいかも。C3000は90度回転してたので、XYの入れ替えとかしてみたし。

    ではではー。

  2. インストールイメージの配布は行われていませんでしょうか?

  3. ビルドしたイメージに個人情報(ログインネーム)が入ってたので、作り直してから公開しようかと思っていたんですが、なかなか時間がとれずにいるのです。

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