年賀状2009

今年も年賀状の季節がやってきた。
毎年、ぎりぎりになって着手しはじめて嫁さんに怒られるので、今年は早めに準備。
12月第1週末には終わらせるぜ!と意気込んでいたのだが、結局、「年賀状は12月25日までに」とゆう期限のぎりぎり手前になってしまったとさ。週末もいろいろと忙しいんだわよ。
今年の年賀状の構想はずいぶん前にできていて、実は11月下旬には原案までできていたのだ、と言い訳しておく。
今回、日本郵便が「年賀状デザインキット」なるものを無償提供したので、これを使ってみようと思った。Adobe AIRを実行環境にするとはなかなか面白い。これなら、Windows/Mac/Linuxのどれでも動ってことで、提供する側からすると、とてもよい。Linux向けの本格的な年賀状ソフトとしては初になるんじゃないかしら?
このデザインキット、最低限必要な機能は備えていて、ちょっと昔の葉書印刷ソフトに引けをとらない。ここ数年使ってきた「宛名職人プリンタバンドル2」と比べても遜色はない。
テンプレートや素材も豊富で、年賀状ソフトを買わなくてもいいんじゃない、と思わせるほど。
ともあれ、満足の行くレイアウトができたので、テスト印刷してみたのだが、なんか汚い。住所とかのところが、解像度が低いのだ。
どうも、いったん画像ファイルにして、それを印刷しているようなのだな。そのため、文字なんかのところはプリンタの解像度に合わせた出力になっておらず、ジャギーの目立つ結果になったのだろう。
いくらなんでも、こりゃひどいなあ、ということで、結局、「宛名職人プリンタバンドル2」で作り直すことになった。
必要なパーツは、これまた日本郵便のWebからテンプレートとか素材集からダウンロードが可能なので、同じように作り直せる。データはPNGで配布されているから、そのまま使える。
しかし、ここで落とし穴があった。PNGの透過色が宛名職人PB2では正しく処理されないのだ。そのため、せっかくの写真を埋め込めるテンプレートを落としてきても、使えなかった。同様に、スタンプとかの素材もおかしな表示になってしまった。
念のため、PNGをPhotoshop形式とかPICT形式とかに変換してみたのだが、やっぱりだめだった。どうやら、この宛名職人では透過PNGは正しく動作しないらしい。ちなみに、「宛名職人14」体験版では正しく動作した。まあ、プリンタバンドル版は6年も前のソフト(宛名職人10相当)だからなあ。
ということで、完全に新規で作り直すことになった。
宛名職人も、Agenda Netから最新の素材をダウンロードできるのだが、日本郵便の方が質も量もよかった。ので、透過PNGではないものを選んで、それを加工して完成させた。
やはり、ただより高いものはない。
最新のソフトを買えば、こんな苦労もしなくてよいものを。
といっても、Macでは宛名職人しかないから、それを買うのも高いんだよな。

「年賀状2009」への1件のフィードバック

  1. 私は、宛名面は、年賀状ソフトを使っていますが、あいさつ面は、ワープロソフトをつかっています。

    ワープロソフトだと、一文字単位でカーニングやベースラインなど処理ができるからですが・・・

    Macintoshは宛名職人以外はフリーソフトみたいな宛名ソフトしかないのが残念ですね

    年賀状雑誌の付録で、宛名職人含めてMacintosh用もいろいろついていて、500円くらいから

    だけど、宛名で少しこだわると、宛名職人しかないですよね(^・^)

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