eVC開発環境再構築

eMbedded Visual C++をPAEが動作する環境で動かそうとすると、Pocket PCエミュレータが危険なアプリケーションです、とかなんとかいわれてしまうので、それを避けたくてVMware PlayerでWindows 2000環境を構築していた。
そこにeVCをインストールして開発をスタートしていたのだが、ビルドしたプログラムを転送するのが面倒くさい。
ビルド時間とかは気にならないぐらい応答もいいのだけれど、ともかく、この転送のためにいちいちゲストからホスト、ホストからゲストへ、と移るのがわずらわしい。
ということで、ホストOS側にeVCをインストールすることにした。
このためには、セキュリティリスクがともなう。
せっかく、Athlon 64 + Windows XP Media Center Editon 2005 (XP Pro SP2相当)によって使えるようになった、NX機能をつぶさなくてはならないのだ。
この方法がよくわからなかった。
まずはじめに「boot.iniの/PAEオプションを消しなさい」という英語のヘルプページに飛ばされた。
しかし、そんなものはない。
SP2の方はこちら、というページ(http://support.microsoft.com/kb/891667/)に飛ぶと、日本語表示になった。
たぶん、言語設定が日本語だからだろう。
しかし、意味がわからない。

5. pae を存在する場合、がオプションするを削除することによって PAE モードを無効にします。
6. noexecute を存在する場合、
がオプションするを削除します。

なんですかこれは?
と思ったら、これ、機械翻訳サービスによるページだったらしい。
トップに注意書きがあったので、引用すると、

ご注意: このサポート技術情報 (以下 KB) は、通常、英語で提供されている文書が機械翻訳システムにより自動翻訳されたものであり、人的な確認・修正が加えられたものではありません。この翻訳版の KBは、日本語をお使いになるお客様の便宜のために提供させて頂くものであり、マイクロソフトは、翻訳言語の品質について一切保証するものではありません。また、KB の内容誤訳によって、またはお客様による KB のご使用によって、直接または間接的に起こりうる一切の問題について、いかなる責任も負わないものとします。

内容を誤訳したら、意味が変わる可能性が十分にあるんだけどなあ。
ともあれ、翻訳を英語にしたら、普通の英語になってくれた。やれやれ。
結局、

5. /pae が存在する場合、オプションを削除することによって PAE モードを無効にします。
6. /noexecute が存在する場合、オプションを削除します。

ということだったらしい。
これによって、NX機能が使えなくなった。ああ、セキュリティリスクが…
まあ、まだ多くのPCはNX機能をつんでないんだし、と思いつつも、Athlon 64使ってる意味がないじゃん、とだんだん思うようになってきた。
特徴機能の中で実際に使われているのは、Cool’n Quietだけか…