飛距離は金で買える

「女は金で買える」とは、ほりえもんの名言だが、ゴルフにおいては「飛距離は金で買える」だと、レッスンをしてもらっていた先生が言っていた。
飛距離の出るボールを買えば、飛距離は出るというわけだ。
ディンプルの数やら、反発係数やら、材質やら、構造やら、いろんな要素があるらしい。
ただ、飛距離と制御性というのは相反する要素のようで、飛距離が出れば回転が効き過ぎてストップしにくくなったり、逆にぴたっと止めるのに向いているボールは飛距離が出ない、とか。
安いボールだと、どちらか一方に傾く傾向にあるのだけれど、高いボールになるハイテクを駆使した結果、両立する、というようなものらしい。
ただ、そのために1個600円とかするボールを買えるか、といわれれば、答えはノーだ。
1ラウンドで1ダースなくそうものなら、それだけで7200円。平日ならもう一コース回れるかも、というお値段だ。
安ボールを使っても、1ラウンドにせいぜい1個なくす程度になるまでは、安ボールで頑張ろう!
と、貧乏素人ゴルファーは思った。
ほりえもんに近づく日は遠い。