IP電話の弱さ

有給休暇を取得して、実家で4日ほど過ごして帰ってきた。
無事帰ったことを連絡しようと電話をしたが、つながらない。
我が家には一般の電話回線はなく、固定電話といえばIP電話なのだ。
何度もルーターをリセットしたりしたのだが、結局は回復せず。
原因を探してみると、OCNが落ちたのと同じところに原因があるらしい。
つまり、ASAHIネットのIP電話Cというサービスを使っているが、NTTコムの基盤を使っているので、NTTコムの電源設備でトラブルが発生して、そのとばっちりをうけて電話が使えなかった、ということだ。全国で影響を受けた34万人の1人だった、というわけだ。
電話というのはかけたいときには、相手が話し中でなければつながるもの、という堅牢な可用性を無意識に期待していたから、それに比べるとIP電話は弱いのかな、とも思った。
そうはいっても、従来の固定回線でも、電話線が切れたり、電源設備が落ちたり、ということは実際はあるんだろうけど。
もちろん、携帯電話でかければよかった話だし、実際はメールを送って代用したのだが、かけたいときにかけられなかった、というのがなんか悔しかった。
固定電話回線という通信インフラしかなかった時代を思えば、バックアップ策がいくつも選べる時代になってよかったな、とも思った。

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