LANカードの設定
我が家にはD-LinkのワイヤレスブロードバンドルーターDI-713Pを導入しているので、 同じくD-LinkのCFタイプ無線LANカードDCF-650W(SL-5000Dで動作確認済み)をバ〜ンと買ってやれば、そのまま無線LANでブイブイ言わせることができるんですが、 $199ドルもするんじゃ手が出ませんよ。ホリデーシーズン前に散財しすぎたからね。とほほ…
(…と書きながらD-Link Shopを見ていたら、$109になってる…う〜ん。)

前ふりはともかく、うちのルーターは10/100Baseのポートもあるので、 そちらにCF-10Tを使ってつなぐことにします。

Setting インデックスの設定画面。Windowsなどでのコントロールパネル、といったところ。 ここで「Network」のアイコンを選択。
無線カードがあれば、「Wireless LAN」「PROXIM Configuration」も設定する。 これを見る限りには、ProximM社のHarmonyシリーズであればよさそうだけど、 Intersil社のPRISMシリーズだとダメっぽい。
Network - Current ネットワーク設定画面。「This is the state of your running network services. (実行中のネットワークサービスの状態)」 と書いてあるけど、まだ何も設定されていないので、何も表示されない。
Network - Service 「Service」タブを押したところ。 「These are the network services you currently have available. (現在有効なネットワークサービス)」と書いてあるけど、 やはりまだ何も設定されていない。
Add Network Service 「These are the network services available to be added.(追加できるネットワークサービス)」として、表示されているのは、「Dial-up - PPP」と「LAN - TCP/IP」の2つ。 それぞれ、CFタイプのモデムカードかLANカードが必要。
ここでは、「LAN - TCP/IP」を選んで「Add」を押す。
LAN LAN設定画面。 実はDHCPサーバーが動作しているならば、 このまま右上の「OK」を押すだけ。
もちろん固定IPアドレスを使うこともできる。 HTTP ProxyとFTP Proxyの設定もここで行える。
Network - Service - LAN ネットワークサービスとして「LAN - TCP/IP」が追加されたところ。
Network - Current - eth0 LANケーブルをつながずにCF型LANカードを挿入したところ。 DHCPからIPアドレスが取得できていないので、 IPアドレスが「eth0」とデバイス名のままになっている。
Network - Current - IP address DHCPからIPアドレスを取得できたところ。 これでネットワークアプリケーションが使えるようになる。
以上でネットワークの設定は終わりです。 DHCPが使えるなら、キーボードを使って数字を入力することもなく、 最短6回タップするだけで終わります。非常に簡単です。
なお、ネットワークサービスはもちろん複数設定することができて、 会社と家とで切り替える、といったことももちろん可能です。

さすがはLAN/WAN文化で育ってきたLinux、という感じがしますね。 日本版ザウルスは、カラーザウルスMI-10に始まる 「ダイアルアップPPP接続」から無理矢理LANに拡張してきているためなのか、 ちょっとまどろっこしいですね。

ただ、コンスーマーユーザーとして見ると、 「簡単接続設定」がついている日本版ザウルスの方が使いやすいかも。
とはいえ、PalmもPocket PCもそんなものはついてないから、 アメリカ市場においては重要度は低いのかも。 そもそも、PDAでネットワークつなぐのなんてテッキー(Techy; 技術おたく) だけだからかな?


「メールを使う」に続く
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