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解説

エルハザードで初めてできた王立大学． さんざんな入試も終わりそれなりに， 大学の運営に奔走する誠達． そんな折り，課外授業として王宮見学を実施することになった！ 毎度おなじみのドタバタの末， 一同は王宮の地下にある「開かずの間」に迷い込んでしまう！ 果たして，一同の運命は？ オリジナル小説第７弾！

おぜのコメント

王立大学シリーズ第２弾． ロシュタリア王宮の地下に眠る先エルハザード文明の遺跡と 人の夢を見せる装置「望む者の鏡」はとても興味深い設定で面白い． だが，そこへ至るまでの過程で登場するキャラクタがあまりにも多数なため， 非常に窮屈な印象を受ける． その中でも，いまだにミーズVSリーラの構図が大きく取り上げるのは， ラジオドラマで藤沢＆ミーズの結婚問題も一応の決着を見せた後だけに， もはやうっとうしいと言わざるを得ない．
また，陣内様に一目惚れするという パルパル・アイランドというオリジナルの新キャラクタが登場するが， その設定を生かすことなく終わってしまった．まったくもってもったいない．
最後は水で流しておしまいというオチもマンネリ化している感がある．