Toast 6

Toast 6が届いた。注文して丸二日で届くのだから、便利な世の中だ。
昔は、「子供の科学」に載ってた電子工作キットを入手するには、まず郵便局で振り込みをして、それから送られてくるまで数週間待ったものだったけれど、今やワンクリックで早ければ即日出荷、翌日入手である。
さて、Toast 6、期待のDVDオーサリング機能は、まったくのハズレだった。
iMovieのフォルダをドラッグ&ドロップすると、読み込める形式のファイルだけを読み込む。トランザクションなどはムチャクチャになる。さらにトラックの順番もごちゃごちゃ。
結局、iMovieが作成する参照用のQuickTimeファイルを読み込ませれば、編集したとおりのビデオをDVDにしてくれそうだ。しかし、iMovieでiDVD用に作ったチャプターは反映されない。
メニューは自動作成なので、テンプレートを使ってボタンを配置して、ということもできない。
チャプターも自動で切るか、数分おき、というオプションしかない。しかも、その設定についてはマニュアルにもヘルプにも何一言も書いていない。しかも、マニュアルの参照ページ数が間違ってるし。
東芝SD-R5112の情報は、相変わらず2倍速DVD-R。これはPantherが悪いのだけど。
しかし、VideoCDのコンバータの画質は目を見張るものがある。17分のコンバートに1時間半かかった、というのだけ除けば、だが。

iMovieからDVDへ

DVDレコーダへの出力もあんまり信用が出来無い。
それに、せっかくiMovieで編集したのに、もう一度、チャプターを切り直さなくちゃならない、というのも邪魔くさい。
欲を言えば、デジカメの写真はそのままスライドショーにして一緒に同梱したいな〜、とか。
そうなるとやっぱり、iDVDが使いたくなってくるのだけれど、iBook(VRAM32MB)はG4を積んでいないため、はねのけられてしまう。
なぜか、iMovieから呼び出すと、起動したりするのだが、やっぱり、途中でクラッシュする。
DV書き出しをして、Win機で編集しようとしたのだけれど、60分か70分しかできない、ということで、これまた問題。今回のビデオは約90分あるのだ。
何か手はないか?と頭をひねった結果、Toast 6 Titaniumが思い浮かんだ。
そう、こいつはDVDビデオオーサリング機能がついている、しかも、iMovieから連携が可能!ということになってる。
Toast 5は持っているが、特に困ったこともなかったので、購入は控えていたのだけれども、なにせ、Final Cut ExpressやeMacを買うことに比べれば安い出費である。ソフマップで11500円。ダウンロード版より安いじゃん!
注文から到着まで2日かかってしまう、という弱点はあるものの、やはり、値段は重要!
それに、前に、ダウンロード版でもライセンスキーが発行されるまで4日待たされたからな。パッケージ版の方が早かったりするんだよな。
Toastの到着を待って、さらにiMovieの編集を続けるのであった。

iMovieからDVDレコーダへ

結局、ここ一週間ほど、夜な夜なiMovieを使ってムービー編集をしているところ。
iMovieのバグなのか仕様なのか、期待通りの結果にならないところもコツがつかめてきて、それなりに見た目の良さそうなものができそうになってきました。
で、DVDにするところで問題が発生。
なにせ、我がiBookは非力なので、iDVDが動かない。
そこで、DVD/HDDレコーダの力を借りて、DVDを作ろう、と思ったわけですが、iBookから再生してあげると、たまに転送が止まってしまう。コマを落とすことはないのだけれど、逆に、明らかにわかる程度の時間、映像が停止してしまう。
iDVDが使えれば、エンコードの時間はかかるとはしても、DVDにしたときにこんなおかしな動きはしないわけですが。
G4 677Mhz以上の搭載機種、うーん、型落ちのUSB 2.0搭載Combo eMacあたりでも…。
とりあえずは、しかたがないので、DV形式で出力して、Winマシンでオーサリングするかねえ、と思っているのでありました。

iMovieでクロスオーバー

妹の結婚式ビデオを編集しようと思った。
なにせ、ベタ録りで結婚式〜披露宴〜解散まで3時間11分である。
出席者の人や、残念ながら参列してもらえなかった人たちに見てもらうビデオを作るにしては、ちょっと長い。
長くても1時間、できれば削りきって30分ぐらいまでには短くしたいところである。
チャペルウェディングが全部で15分ぐらい。これは全部残しておきたいところ。
披露宴の方は、どこを切り出すか迷うが、新郎新婦入場、お色直し、キャンドルサービス、退場などは押さえたい。
個人的に、一番の山場は、新婦から両親への手紙のところだと思う。
ご多分に漏れず、新婦もその母も涙しまくりなわけだが、今回、ビデオカメラを2台用意したことで、新婦側と母側と両方が撮れている。
せっかくなので、これをクロスオーバーさせて、よくTVとかでありがちな演出をしてみたい、と思うのは当然の流れだろう。
しかし、iMovieには2つのムービーを重ね合わせてクロスオーバーするような機能はなかった。
Final Cut Express 2あたりを買わないとできないようだ。
そのために3万円出すのもつらいが、なにより、iBook G3 800Mhzには荷が重い。
そこまでの処理をするのは、Tigerが出て、iMacの新しいのが出て、Final Cut Express 3が出た頃かな、と思っていたりする。
そのときになったら、ハリウッド顔負けの演出をしてやろう、そう思った。

POP3 over SSL

ASAHIネットがメールサーバへの通路を暗号化するPOP3 over SSLとSMTP over SSLのサービスを5/11から開始するらしい。
これによって、 端末−サーバー間のデータが暗号化されるから、WEPを使っていない無線LANアクセスポイントなどでも安心してメールが送れるようになる、というもの。
設定方法についてはまだ公開されていないけれども、Mac OS X MailはSSL関係のオプションがついているから、たぶん苦労せずに使えるのだと思う。
もっとも、ASAHIネットのメールボックスはちっとも使っていないので、恩恵にあずかることはないと思うが…。
メールサーバーまでの伝送路はこれで安心して遅れるようになるわけだけど、メールサーバー間の通信はあいかわらずすっぴんのSMTPだったりするわけで、本当に安全にメールを送りたいと思ったら、やっぱり、S/MIMEを使うなどするのが正しい方法だろうな、と思うのであった。

PersonalJava実行環境 for Zaurus 販売終了

Personal Java 実行環境 for Zaurusの販売が3月末で終了らしいです。
MIザウルス最後の砦だと個人的には勝手に思っていたのですがね。
きっとSZABもCodeWarrier for Zaurusの販売も近いうちになくなるのでしょう。
流出品とか出ないものかしら(笑)
出たところで、サポートもないんじゃ、意味ないじゃん、なんですけど。
どのみち、開発に使えそうなWindowsマシンも手元にはないんですが。
気がつくと、うちにあるPDAはSL-5500とMI-E25DCだけになってしまいました。
何度か売り飛ばそうかと思ったMI-E25DCなのだけど、やはり、賞までいただいた(賞状もらってないから証拠はないが)「ざうちゃっ」シリーズに思い入れもあるんで、残しておかなくちゃ駄目だよな〜、と。
MI系ももはや時代の流れからおいてけぼりを喰らいつつあり、おそらく最後の
MOREソフトであろう乗換案内シリーズも2004年3月版を最後に終わるらしい。
で、Personal Java for Zaurusのこと。
時代はすっかりJ2ME Personal Profileに移行しているわけですが、
Personal Javaであっても、そこそこ通信などにも使えるクラスがあるので、
ネットワークアプリとかも作れるのです。
MI系の開発は、944BASICがややにぎわっているようだけれども、
個人的には通信系アプリに興味があるんで、販売中止までに買っておくかなあ。
開発環境は無料だし、一度書いてしまえば、Macなんかでも動くしねえ。
ホントのこというと、JavaでIRCクライアントを作りたいんですよ(笑)
ところで、支払いはクレジットカードかビットキャッシュなんですけど、
探ってみると、ビットキャッシュの2000円券が1枚ありました。
確か、もう1枚あったはずなんだがなあ。
これ1997年7月発行とか書いてあるけど、まだ使えるのかな?

日本のテレビを海外で見る方法

アメリカを離れてそろそろ1年が経とうという頃だが、アメリカに残してきたお友達(主に女性だ)ともたまにメールしたりチャットしたりインターネット電話をしたり、まだまだつながりのある今日この頃。
アメリカにいると日本が恋しく、特にテレビ番組なんかは見たくてかなわないようです。
自分自身はちっともそんなことはなく、むしろ、CartoonNetworkを見ている方が楽しかったりしたわけですが。
で、年末になると、「紅白歌合戦を録画して〜」なんてと言われました。
近頃はDVDという便利なメディアがありまして、ビデオテープだと送料がたっぷり取られるのに、
DVDなら2枚をプチプチ付きの封筒に入れて送っても330円しかかかりませんでした。
メディアはこういうときは1枚100円程度のDVD-R。
特定のお友達相手と言うことで、私的利用の範囲ぎりぎりに入るのでこういったことも
OKなんですけども、毎週送ってくれとか言われたら、肉親でもきっと嫌がることでしょう。
そんなところに目をつけたサービスが始まってました。
http://nihongo.tv/
日本にTVチューナーサーバーをおいて、録画したものをWMV9形式にしてダウンロード
できるようにしてくれるサービス。100時間分まではサーバーに録画してくれるらしい。
実は、日本国内でも需要があるんじゃないの?と思ったりするんですが。
初期投資200ドルと毎月30ドルというコストを安いと見るか高いと見るかですが、
NHKだけしか入らないJapan TVのサービスとか、プレミアムチャンネルになってしまった
International Channelを契約することを考えると、安い方だと思うのです。
ビデオレンタル屋で日本の放送を録画してきたヤツをビデオにして貸し出したりしていますが、
あれを借りるよりは断然お得だと思うわけで。放送直後からタイムラグなしで見れるわけだしね。
(それに、あれは確実に放送法違反だしなあ。)
で、この日本語TV、法的に問題ないのかな〜、と思うんですが、「問題ない」と言ってます。
少なくとも、NHKの受信料については「表示能力のない受信サーバーは受像器ではないので、
受信料を払わなくてもいい」という回答をNHKからいただいているそうで。
ということは、我が家はいわゆるTVはなくって、 DVDレコーダがあって、これで録画した放送を
見るためのモニタがあるだけだから、NHKの受信料を払わなくてもいいと言うことか?!
TVチューナー内蔵ノートパソコンもオッケーだと言うことか?
話はちょっとそれたけれど、法的問題について。
一応、個人アカウントごとにサーバーを作るので、ほかのユーザーはアクセスできないから
個人利用の範囲に入る、と言っているんですが、その辺が怪しい。
サーバーとテレビチューナーと場所の賃貸だと言えば、確かに、そこのサーバーで
何をしようが、サーバーを契約しているユーザーの勝手であるから、
いわゆるホスティングサービスと同等と見なせるような気はします。
そうすると、こうやって受信していることが違法行為だとなった場合には、
契約ユーザーにも法的な責任が発生してくる可能性が?
また、インフラを提供しているだけ、ということであれば、ケーブルテレビと変わらなさそう。
だとすれば、おそらく、ケーブルテレビ局と同じ放送局の免許が必要のハズ。
そういった免許を持っているようにも思えないけれど。
ほかには、輸出問題もいろいろと絡んでくるし。
やっぱりグレーゾーンだなあ。かなりクロっぽいけど。
今のところ、1000ユーザー足らずのニッチマーケットだから、誰も取り締まろうともしないだろうけど。
補足:
すでに摘発されていたらしい。