海浜幕張のモーニングサービス

会社の最寄り駅は海浜幕張。
そのエキナカにあるコーヒーショップで朝食を採った。
そのコーヒーショップ、「朝10時まで、サンドイッチを買ったらコーヒー無料提供」ということをやっている。
サンドイッチは250〜350円。コーヒーは通常200円。
隣のコンビニで同じようなサンドイッチを買えば、50〜100円ぐらい安いかもしれない。
ただ、その差額で変な缶コーヒーではなく、もう少しマシなドリップコーヒーを座って飲める、というのは悪くないと思った。
しかし、これまた隣の吉野屋で290円で牛カレー丼、320円で豚丼が食える時代に、サンドイッチ250〜350円という価格をどう見るか、というのもあるよな。
「朝は新鮮な豚丼」というのも食い過ぎの気はするが。
さて、「モーニングサービス」といえば、やはり、名古屋の喫茶店だろう。
しかし、このコーヒーショップとは発想が逆だ。
コーヒーや紅茶(平均400円)を注文すると、トーストやらサラダがついてくる。サンドイッチを出すところもある。
つまり、主は「コーヒー」であって、トーストなどはその付属品、おまけなのだ。
なぜなら、そこは「喫茶店」だから、なのだと思う。メイン商品であるコーヒーにお金を払ってもらって、それをさらに楽しんでいただくために、トーストなどを提供しているのだ。
にもかかわらず、この店は、コーヒーショップと銘打っているのにもかかわらず、コンビニと同等にも見えるサンドイッチを購入した人に対して、自らの主力商品であるはずのコーヒーを無料提供してしまっている。
そう、これがパン屋なら問題がないのだが、コーヒーショップである以上、自らの勝負所を捨ててしまっているのではないだろうか?
などと、ちょっと思ってみた。
でも、また行くと思う。気に入ったし。

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